ラング・ド・シャ

口が悪い。ツイッターはummernow

担当と呼べないあの人のこと

を、話してもいいかな。てか、話す。吐き出さないと倒れそう。
私はべつにDDと思われたって平気だ。実際私は誰でも好きなわけじゃない。特別に好きな人の数がちょっと多いだけ。それを、数少ない友達に理解されてれば私は平気だ。そして、その人だけのファンの方に、語るなとかでしゃばるなとか思われても仕方ないとは思ってる。私はそのことを承知した上で、話したいんだ。だって、好きな人のことはあれが好きこれが好きあれはちょっと残念って話したい。そういうところだけは、私ちゃんと女の子らしい。
前置き長いな(笑)まあ、これだけ前置きしたからあとは好き放題書く。私が好きな彼とか私に見える彼のこと。担当と呼べないけれど、とても大切な人。呼び捨てしてるのは、年下に本気なのが恥ずかしいからなのでお許しを。

彼を初めて意識したのは2012年の春松竹。あまり年下に興味がない私は、これまでシャドウェの時間は休憩タイムのように使っていて、ぼんやりと康二を見ながらいつの間にかムエタイの頃よりいい男になってきたなぁって見てるだけだった。でも、この時はシャドウェがグループの名前ではもう紹介されなくなって、この二人(金内と康二)で組まされるんだなって感じの雰囲気が出て来てて。そこで、あれ、そういえば金内ってどんなやつやっけと思い出して視界に入れてみた。…ら、めっちゃ面白かった。びっくりするくらいダンス下手で、表情固くて、ほんと当時からファンの方には申し訳ないけど草生やしながら見てた。で、凝視してたら、目が合った。そしたらすっげーキョドられてしまって。なんか、この頃彼が何を考えてたかわからないけど、たぶん康二と二人で立つことに必死だったと思う。なんかずっと余裕なさそうな顔してた。めちゃめちゃ挙動不審で変な顔だったけど、めちゃめちゃ一生懸命なのがわかって、なんか、いいなって思った。早くその場所に慣れて、康二と堂々と並べればいいねって。親心みたいな気持ちになった。そんな感じで、夏も彼のことを見た。夏も相変わらず彼は一生懸命で、でもダンス下手くそで、だけど演技はそれほど悪くなくて、彼にもまあまあできることがあるんだと知れて楽しかった。
秋、まいジャニが始まって私は確信した。やばい、この人、私の好きなタイプの人だ。初回放送の時のツイッターをよく覚えてる。普段東京のJr.しか見ない方とかもけっこう見てくれてて、検索かけると金内ってこんな喋る人なんだってたくさん言われてて。それをあまりよく思わない感じの感想も見かけて。まだまだ喋り下手くそだけど、頑張ろうって気持ちが大きすぎる金内のこと、好きだと思った。いつか、この人が一番上手にいるMCが見れたら最高だなって思った。そんなこと考えてたら、なんか金内の顔が見たくなって、その週さっそくあほすきに行った。私の行動力…。あほすきの金内はまさに仕事のできる男で、私はふにゃんふにゃんになって帰宅した。あの人、どうしたんだ。ついこの間までキョドってたやん。
そして、クリパの金内の目線で、完全にやられた。あれには完敗。私は友達に頼まれその日は他の人の名前が書いていたうちわを持っていた。でも、気持ちはもう金内に向いてたし金内を追いたかった。その人がいなくなったタイミングで自然に金内に移した。ら、ぱっと目が合った。そしたら、ファンサしてきて、それからニヤリ笑ったんだよ。春に目が合った時はキョドったくせに、ニヤリなんて。にこっならまだわかる。ニヤリってどうなのよ。なにその余裕そうな顔は。そうだよ、私はとっくにきみを好きになってたよ。面白いだろ。笑えよ笑え。だって、約10か月ほどでこうも人は変わるなんて思ってなかった。惚れて仕方ないに決まってる。
2012年があまりに急成長だったから、2013年入って少ししてまいジャニコンが決まった時はほんとに嬉しかった。今この人すごく試されてる!って。で、すごく期待して行ったら、初回が私が思ってた10倍クオリティーがまだまだでガチギレして帰ったんだよな。だめじゃなかったけど、もっとやれたんじゃないの?って。初めて、金内に怒りって感情がわいた。でも、それで、ああ、こんなに好きになってるんだってわかった。二公演目からはだいぶよくなって安心したなぁ。オーラス、みんな感動でうるっと来てて、てかもう泣いてて、でも、かねこじだけうるうるしてるけどこぼさないように耐えてて。ああ、かねこじは勝利がゲストでいることを悔しく思ってるんじゃないかなぁって、あくまでオタクの予想だけど、勝手にそう思った。なんか、二人が妙に大人で、それが嬉しかった。
まいジャニコンでまたあの人はちょっと変わったみたいで、春松竹では煽りも率先するようにやるようになって。ばどが出演しない日の公演なんて、とってもよかった。ああ、グイグイ来てる。この人、この線で行くことにしたんだなって。
2013年はだいたいキンカンかわいいしか言ってなかったなぁ~。
ほんと、2012年から2014年春まで、私には希望しかなかった。
そう、この春すら希望に満ちてた。大好きになったキンカンが解体されたこと、序列が下がってること、ショックは受けた。けれど、上がいなくなって、ついに自分らの番だというようにみんな必死だったしキラキラだった。もちろん、金内も。一生懸命さは、できるできないの壁を越える。たくさんダメ出しもした。でも満たされてた。だって、頑張ってる姿以上に美しいものなんてない。どうすれば関西Jr.をおもしろくできるだろうって、試行錯誤してる金内が格好よかった。自分のことでせいいっぱいだった人が、周りを見て動こうとしてるなんて、惚れる以外選択肢ねぇじゃん。Wアンコールの一等賞での姿なんて、たぶんずっと忘れない。
夏。いねぇ(笑)テレビ仕事は出るけれど、ステージに立たない彼の考えが、わかるけどわかりたくなくて、あほすきもまいジャニもすっかり見なくなったし行くこともなくなった。松竹で、一人で歌って踊る康二や龍太とシンメにいる康二を見る度、悲しくなって。康二が器用なことは知っていたけれど、金内がいなくてもふつーにステージは回るんだなって。誰とでも、どんな空気にも、すっかり馴染んでしまう康二が格好よくて、でも、見てて寂しかった。初めて、金内にもう会えないことを想像した夏だった。
クリパが最初発表された時、彼の名前はなくて、でも、またメールが来た時、しれっと彼の名前が増えてて。見た途端、涙がぽろぽろ零れてきた。妹によかったねって言われた。すごく、会いたかった。やっぱり現場でしかわからないことがあるから。春からどう変わったのか、早く知りたかった。感じたかった。でも、おかえりを言えると、わくわくした気持ちで向かって、待っていたのはなんかこれじゃなくねぇか感だった。体調が悪いこともあったけれど、でも、それでもあんまりじゃないのかなぁって顔で。そしてそれは最初だけじゃなく何度見てもそうだった。どうしてもっと自信を持ってくれないんだろう。あなたを見てる人はたくさんいるのに、って。怒りと悲しみと悔しさで、どうにかなりそうだった。毎回、康二のスカリミがグサグサ刺さった。自分がどれだけかねこじにこだわっているかも知った冬だった。けっこう疲れてたけど、春と同じように千秋楽も私は会場にいた。幕が上がった瞬間に、ああ今日最悪の日だと察してしまって、途中まで、ほんとにほんと来なければよかったなぁとしか思ってなかった。仕方ないことかもしれないけれど顔に出すぎだよ?帰ったら?って言いたくなるくらいだった。スカリミで泣いてしまって、泣いたことに悲しくなった。でも、Wアンコールの一等賞で出てきた金内の顔が、春の千秋楽と同じだった。春に「俺たちだけでもやったるで~!」と言った時のことを思い出させる「ほんまに、やったるで~!」だった。
私が松竹座の扉を開いて10年が経つ。ジャニーズWESTがデビューしたことで、この春や冬に松竹を訪れなかった知り合いがたくさんいた。そんななかなぜか私はまだ松竹に何度も顔を出して。私はたぶん関西Jr.をずっと見ていくタイプの人なのかもなぁって思ってた。でも、今回の金内の姿を見て、彼が地声で「ありがとうー!」と叫んだ姿を見て、ああ、彼が最後の人だと思ってしまった。魅力的だなって思う関西Jr.は何人もいる。だけど、私、たぶん、もし彼がいなくなったら松竹にはもう来れないなぁって、思ってしまった。私の松竹通いがどのような形で終わるかは金内次第だなぁって、思ってしまった。でも、金内にとって康二が特別なように、私にとっても康二は特別だから、康二がステージに立つ限りはその姿を見ていたいんだよ。金内がステージにいない間どんなことを考えてどんな決断をしたのかは、春にならなきゃ正確にはわからないんだろうなと思うと、このもやもやを年内に置いていけないんだなって苦しい。私のわがままかもしれないけれど、二人にはどうしても一緒に見てほしい景色があるんだ。私が松竹座の扉から遠ざかる時は、二人が一緒に夢を叶えた時だといいなって思うの。思うくらいなら、いいよね?
金内くん、もっと顔を上げて。正直12月のきみにつけた点数は低いです。でもね、好きが上回ってかなわない。久々に顔が見れて、会えて、ほんとは嬉しかったよ。
大好き。
金メッシュも、大好きだよ。