ラング・ド・シャ

口が悪い。ツイッターはummernow

「SixTONESさんとSnow Manさんのデビュー日に被っていますが埋もれないように頑張りましょ!」

この言葉がどれだけ嬉しかったか、たぶん彪太郎にはわからないだろうけど、私はすごく嬉しかったんだよ。

1月22日が、Lil かんさいの結成日ってことは、まだまだ多くの人に知られてないと思う。

Lil かんさいの結成一周年を振り返るには、どうしても康二に抱いた気持ちが個人的に切り離せないから、この機会にそっと残しておこかな。

2019年8月8日。ド平日だけど、私は仕事を休んで東京ドームにいた。それはもちろんこたさんの初上京現場を見届けるため。前乗りした時からテンションは高かったと思う。高かったというか、高くしていないとって努めてた気がする。

1月22日、Myojoでぬるっと発表されたグループ名。ぬるっとだったけど、仲間ができたことはとても嬉しかった。個人的には自分の感覚が古いから、金内を応援してた時のこと思い出すと、やっぱり高一になる年には最前列に食い込むとか、グループができるとかじゃないと間に合わないかもしれないって思ってたのもある。最近は高校卒業のタイミングでここを離れるって子はずいぶん少ないってのはわかってるけど、でも、そういう節目に選択の時間は必ずあるわけで。できるならずっとこたさんのこと応援したいから、高二が勝負だと思ってた。だからここからだって強く思ったのを覚えてる。

ジャニーズWESTのコンサートでグループ御披露目して、春松竹では去年のようなローテで喋る立ち位置ではなくてちゃんと任された役があって。行ける!そう思った春から8月まで、なーーーんにもなかった。いや、「なんにもなかった」は言い過ぎなのかな?でもどうしてもグループである限り、なにわ男子やAぇ! groupと比べられたり、比べられるべきポジションではあると思ってるから、二組がメディア露出しまくったり公演をしてる間、何もグループとして仕事ができないのはもやもやしてた。実力とか実績がまだないとしても、グループになったってことは何かしら期待されてのことだと思ってたから、グループに何も仕事がないってのは、グループになった意味がどこにあるのかななんて思ってしまって。春松竹から夏松竹までの間に変わったことと言えば、あんなに距離のあった拓哉と親友かってくらい毎日一緒にいるようになったことと、なんかグループのリーダーになったことと、ピアノを練習し始めたこと。ピアノ練習し始めたのは意外で、できないことをできるようにしようと挑戦してみる姿勢が嬉しかったけど、それくらい暇なんだなぁと思うくらいには当時私は拗ねてたな(笑)

8月2日。夏松竹初日。どうかLil かんさいに曲がもらえますようにって祈ってた。正直少年収で歌ってなかったから諦め半分だったからLil Miracleを披露された時はほんとに嬉しかった。やっとLil かんさいがグループとして認められた気がした。グループとしての希望が見えた気がした。
正直、こたさんには微妙な気持ちだった。久しぶりに見た姿はすっかりDKで、表情もぐっと大人になって、もとからカッコいい顔がさらにカッコよくなってて、こっちを見つめる目線もちょっと前は「イキってんな」て笑える余裕があったけど、完全にこちらが支配下扱いみたいな男の目で見つめてくるし(言い方きもくてごめん)めちゃめちゃ骨抜きにされたし沸いたけど!公演後会った友達みんなに引かれるくらいで一人盛り上がってたけど!でもなんか、ほんとはうまく言えないけどなんか笑顔が一気に減って寂しかったりもした。ちょっと前までは、ただ楽しいから勝手に笑ってるってのが多かったのに、演出的に笑うとか、ファンと目があうとふわり笑うとか。それは確かに成長なんだろうけど、なんか温度差があって。けど、そんなのまあ初日だからかな?って思って片付けて、そんなことより私は東京ドームでLil Miracleを聞くねん!!とモード切り替えたけど。

8月8日。オープニングから異様な空気は感じてたけど、私が見たいのはこたさんだし、Lil かんさいだし、って、あまり気にしないで時間を過ごしてた。でも時間を過ごしても過ごしてもこたさんは出てこないし、出てきたと思ったらすぐ消えるし、どんどん不安は大きくなっていって。MCではける側になったLil かんさいには、わかってはいたけどなんの発表もないんだなとわかってしまって、そこからしばらくは正直記憶がない。色んなグループの新しい仕事が発表されて、Lil かんさいはまだそこじゃないんだなぁと痛感したのはしたけど。ステージにSixTONESSnow Manだけが残って、やっと自分がぼんやりしてる場合じゃないことに気づいて、祈るように康二を見てた。何が起こるかはわかってたはずなのに、デビューの発表を聞いた時、自分が思っていたより混乱してしまって泣いて震えるのを、隣の妹が支えてくれた。金内がいたらどうなってたんかな。いたらこうはなってないわ。金内もデビューを目指せるような立ち位置にはいたって思っていいんかな。なんで関西でデビューさせてあげれなかったのかな。あげれなかったって私どの立場やねん。よかったこれで解放される。やっと成仏できる。ああでもなんかめちゃめちゃ悔しい。でもやっぱめちゃめちゃ嬉しい。やっとデビューか。ほんまにデビューするんか、すごいな。康二の努力が、思いが、報われる。なんだかんだ一番デビューしてほしい存在だった。悔しいけど。みたいな。なんかもう情緒やばい奴みたいになってしまってて。そしたらFIRE BEATでJr.たくさん出てきて、そこにこたさんもいて、めちゃめちゃカッコいい顔してて、ああでもこれもとの顔がいいからかとかなんかのんきに思ってしまって。気づいたらはけて、少ししてバクステだったかな、なにわが出てきて縦花にLil かんさいがいてバックみたいに踊って、なにわが歌い終わったらメインステにAぇが出てきて、あっ、Lil かんさいは歌わんのか、って思って、そっからもう記憶がほぼない。20時の壁が来て琉巧がはけてしまうからそもそも空気のLil かんさいがますます空気みたいになり(めちゃ悲観的表現だけどその時はそう思った)、こたさんは夏松竹初日みたいにほぼカッコいいで表情が固まってて、たまに笑ったと思ったらカメラ用の笑顔か数少ない自分のファンを見つけた時くらいで。リアデラを踊るこたさんをぼんやり眺めながら、私がマジで応援する人はまたデビューできないんだなぁって思った。最後の最後に目の前を走り去る時、お手ふりじゃなくて何かを飛ばしてくれたけど早すぎて何したんかわからんし、そもそもそんな雑じゃ私を見てやってくれてるんかどうかもわからんから「目細すぎてわからへん!」て思わず声に出してキレたけど、ほんとはそれに怒ってたわけじゃないって、今ならわかる。子供か、私は。

ふんわりしたまま夏が終わって、相変わらずなにわとAぇみたいにグループとしての仕事は全くなくて。私は暇すぎて雑誌とか媒体にLil かんさいが見たいですみたいな要望ばかり送ってた。義務とは思ってなかったけどべつに楽しくもなくて、潮時かもななんて思った。こたさんが楽しそうに見えないのに、楽しめるわけないやん。自分より昔からこた担だった人が何人か降りて、かわりに三倍四倍くらい新しいファンが増えて。べつにこたさんが悪いわけじゃない。魅力的な部分がどこかってのが変わった、それは年とか立ち位置とか姿で左右されるところも大きいのはわかってたし、だから責めたくもなかった。

Aぇツアー初日。年は上だけど同期の晶哉のバックにつくのは正直複雑な気持ちだったけど、こたさんはとっても楽しそうで。やっっっと見たい顔が見れた。そう思った。長かった、マジで。もう見れないと思ってた。私はバック仕事なんて求めてないって思ってたけど、その顔を見て、こたさんに必要だったのはこれだったのかもななんて思った。前みたいに勝手に楽しそうにしてる姿。でもずっと勝手とかじゃなくて、キメるとこはキメる。楽しむがベースにあって、そこに上乗せで自分の見せ方とか思いがある感じ。こたさんが前にやっと進んでくれたと思った。なにわのツアーもJUMPのバックも、まるで社畜のようにステージに立ってた11月と12月。たしかに全部バック仕事だったけど、Lil かんさいとしてたくさんステージに立って、メンバーとの時間が濃くなっていくなかで、こたさんの顔の角度が斜め45度下からまっすぐになったように見えた。

12月23日。かんじゅ日誌の更新。そこで言ってくれたのが今回の記事のタイトル。Lil かんさいの結成日。私は記念日とかこたさんみたいにそこまで気にするタイプじゃなかったんだけど、自分たちの結成日がSixTONESSnow Manのデビュー日によって忘れられてしまわないように頑張る!っていう気持ちが、すごく嬉しくて。その言葉をわざわざ言った強さも嬉しくて。そのあとにLil かんさいの目標「単独公演」の書き初めの写メを載せてくれたことは、たぶんずっと忘れない気がする。

1月4日。テレビ愛知で初冠番組。人生で初めてテレビのために遠征した(笑) 共演の流れ星さんのフォローもあって、番組のコンセプトもおもしろいのもあって、あっという間の一時間で。好きな人達がテレビに出るってこんな感じか~なんて思ったりもした。

関西Jr.で初の京セラドーム公演。3days。何が起こるかわからない初日。一曲目、目の前に今までで一番キラキラした衣装を着たLil かんさいが出てきて、びっっくりしすぎて記憶がもう断片的(笑) 公演のセトリとか構成とか色々思うところもあったけど、関西Jr.がコンテンツとして今盛り上がってるんだなって謎に他人事みたいに思ったりもして。迎えた最終日、Lil かんさいは初単独公演とまいジャニのメインパーソナリティになることが発表されて。こたさんは泣かへんタイプやろなと思ってたらほんまに泣かんくて、私が代わりにめちゃめちゃ泣いてた。高二が勝負だって、ずっと思ってたから。なんとか間に合ったと思った。こたさんがちびの推されの括りのなかにいる時から、ぼんやりと私が夢見てた未来に、ぐっと近づいたと思った。それはとても嬉しくて、とても嬉しいはずのことで、でも公演後会場内を歩きながら突然怖くなって、歩きながら泣いてた。我ながらかなりきもい。金内を応援してた時、まいジャニができて、なんでこいつらなんかがメインの番組ができるねんみたいな声をたくさん聞いたし、実際番組当初は実力もなんもないから見ててハラハラすることも多かったし、でも頑張ってることは確かだから、それだけはいくら赤の他人からでも否定されたくなかった。あの時と同じ思いをまたするかもと思ったら怖くなった。そんななかで力を確かにつけて、勢いをつけて、次世代なんて言葉が合わなくなるくらい大きくなって、そんな時それが弾けたら、あの時みたいに弾けたら、そう思ったら怖くなった。同じ番組を見て、同じような立ち位置のグループを応援する自分を想像したら、怖くて涙が止まらなくて。でも、会場を出てグッズ列にいったら、公演前売り切れてなかったこたさんのうちわが売り切れてて、なんか急に安心して、自分の情緒不安定さに笑ったな。

今日付変わる前に康二のすの日常読まなきゃと思って読んできた。康二が思い出した景色のなかに、あいつもたぶんいるよね。改めてデビューおめでとう。
「こっちはこっちでそのうちデビューするんで期待して待っててください!」って言うのにはまだ私には勇気が足りないから、そういうのは変なところで自信があるこたさんに任せることにする(笑)
なんであの人普段自信なさすぎやのには発言だけは強気なんやろ。さんざん文句言ったって、強気な発言にいつも救われるから悔しいなぁ。私そういう人が好きな病気なのかもしれん。Lil かんさいで円陣組む時にこたさんが「なにわとAぇに勝つつもりでいくぞ~!」って言うてるのばり正直でほんと好き。先輩とか序列とか関係ない。ライバルって思える存在がいるから見える景色もあるよね。口だけやなって言われんように頑張らんとね。Lil かんさい結成一周年おめでとう。やっと本題だけどべつに言いたいことはこれだけです。この一年、辛いこととか悔しいことの方が多かったから、それをバネにして、2020年はいけるとこまでいきましょう。
「盛り上がれんのか~?」
「俺ら次第やー!!!!!」

(すげぇ雑なのにうまくまとめた気になってるしゃおさん)