ラング・ド・シャ

口が悪い。ツイッターはummernow

末澤のこと

書いとく。

あの8人という括りができる前に退所してしまった子の方が好きだったし、あの8人の括りでも他の子のキャラの方が好きだったし、ダンスもまた他の子の方が好きだった。末澤の入所より私が関ジュの現場に行き始めた方が先だったけど、正直末澤のことは琴線に触れずで、Aぇ! groupの末澤誠也になるまで視界に入れたことはほぼなくて。あっ、WESTの一発めぇの末澤は好きだったなってくらい。ビジュアルくそチャラビジュアル大好きなので。なんかでもほんとにそれくらいで。Aぇ! groupができて、なんとなくAぇの出番の時は末澤見てたけど、べつにそんな好きみたいな感情すら沸かずで。くそチャラビジュアルの時はテンション上がったけど、まあそれだけのことで。

Aぇのファーストツアーで、初めて末澤のこと好きだなと思った。
エイトの曲はやるやろなって覚悟はできてたけど、自分が好きな曲をされて、もし不満に思ってしまったら嫌だなぁとドキドキしながら入った初日。バンドコーナーになった時、末澤の歌声にめちゃくちゃびっくりしてしまったの、今でも鮮明に覚えてる。末澤の歌声はなんか綺麗やなって印象しかなかったから、あんなパワフルだと思わなくて。ただ大声出してるとかじゃなくて、そこに思いが乗ってるのが伝わってくるパワフルさで。歌われた曲が個人的に思い入れのある曲だったから、それを末澤が大切にしているのがダイレクトに伝わってきたことがめちゃくちゃ嬉しかった。
連日公演があった大阪では喉がやられて思ってたように歌えないなんてこともあったけど、その時も歌詞にずっと思いは乗せられてて、枯れててもこっちまで届いた。温度の変わらない末澤を見て、好きだなってもっと思った。

年が明けて関ジュみんなでの京セラが終わって、春松竹がコロナの影響で中止になって、8月は配信で、やっと現場で直接声を聞けるようになった9月。正直、配信では歌にうーん…って思うところがあったからドキドキして初日を迎えたけど、客席見てすごい嬉しそうな顔して「久しぶりー!!!」って言った時の声量がバカだったから、そこでもう不安は一気になくなってしまった。末澤たぶん客がおると普通の三倍くらいは声出るんちゃうかな。去年の大阪よりもハードな5日間10公演のスケジュールだったZeppだけど、末澤はオーラスもしっかり声出ててむちゃくちゃ楽しそうに歌ってた。そんなんだからドリパビの頃にはもう末澤の歌声を不安に思うなんてこと無くなってた。

コロナの影響であけおめが無観客配信になって、カメラ越しでもしっかり届く歌声に「会いたかったのに」の気持ちが爆発した。5月頃、仕事でつらいことがけっこうあって会社から泣きながら歩いて帰ってる時とかはとくに、末澤の歌声が聞きたくてどうしようもなくなった。
ダンスが好きだとか演技が好きだとかはよく言うのに、歌の話をするとシンプルに好きだという言葉にならないことが多いなってのを感じてて。もしかしたら技量ってことなら他のメンバーの方がってことを思ってるとこあるんじゃないか?なんて思ったりもする。けれど、なんか私には末澤の歌声がめちゃくちゃ届くし、末澤の歌っている時の顔がほんとにほんとに好きだ。

ここまで8/23に書いてた。ほんとは8/24ジャストに書ききるつもりだったのに結局何が言いたいかまとめられず、わからず、途中で諦めてしまってた。
8/24、松竹座で末澤のお祝いしてきて、今もう2時半前とかだから日付もとっくに変わっちゃってるけど続き書く。

今でこそ末澤のダンスとか演技とかちょっとした仕草とか表情とか好きになってるけど、末澤があんなに楽しそうな顔して歌うこととか、あんなに熱く歌う人だってこと知らなかったら、きっと私はこんなには末澤のこと好きになれてないんだと思う。末澤がマイクも持てない月日の途中で辞めることなくここまで来たことが、私を大きく変えてしまった。
公演終わってweb開いて末澤の更新を読んで、ちょっと泣いた。現場でそのパートを歌う末澤を見た時、末澤この歌詞好きなんだなって思ったの、懐かしい。他人が書いた歌詞であっても、そこに思いが乗ればそれは末澤の言葉になる。そういうとこが私が末澤の歌を好きな理由だったりする。
さっき末澤が赤一色に染まる会場見渡してめちゃくちゃいい顔してるのを見て、いつかAぇで城ホとか京セラでも夏コンして一面真っ赤にして誕生日お祝いしたいなぁなんてって思った。その時、私は赤い群れの一つでいたい。今日、これまでになくはっきりと夢見てしまった。たぶん、手のひらが背に触れたんだと思う。