ラング・ド・シャ

口が悪い。ツイッターはummernow

生駒里奈は選ぶ人だと知ってしまった

今日は初めて女の子のアイドルの話をします。

なんとなく苦手だった子のことを苦手じゃなくなることはあっても、大好きになることはなかなか無い私が、生駒里奈におとされてしまった。大好きになったというよりはおとされたんだと思う。ただ、決して突然ではなく、この一年半ほどかけてじわじわじわじわだから、薄々これはまずいのでは?と思った段階で引かなかった私が悪い。むしろこの春くらいからは自らハマりに行った。

私が生駒に対する苦手が消えたのはAKB48との兼任になってからだった。それまでの生駒に対して私が思っていたことは顔がタイプじゃない。しゃべり方が情けない。もっと堂々としたらいいのに。だった。なかなか酷いけれども、本当にそう思っていた。唯一、MVでの表情が時折ハッとする美しさで評価したことはあったけど、ただそれだけだった。
生駒を理由に乃木坂46を避けていた私が、AKB48の中にいる生駒を見て、生駒のことを、そして乃木坂46のことを知りたくなった。


生駒がAKB48との兼任が決まった時、私は、それを生駒が会社とかプロデューサーとかそういうものに振り回された結果、流された結果だと思った。私の中で生駒はずっとそういう、周りに振り回されているという印象の子だった。でも、テレビの向こうでAKB48の衣装を着て歌う姿を見た時、私は気づいてしまった。生駒はアイドルの顔をしていた。顔が顔だから明るい!という印象にまではならなかったけど、表情が違った。生駒はこれを自分で選んだんだと感じた。そして、それは生駒の言葉に触れる中で、確信に変わった。もちろん、提案したのは生駒からではない。でも、決断したのは生駒だった。それを知った時、私は兼任が決まった時のことを思い出した。賛否両論……いや、どちらかといえば反対意見の方が多かった。

私は生駒を怖がりだと思っていた。センターに立たされている時彼女は他人の言葉にひどく傷ついていると怯えていると思っていた。そんな彼女が自ら荒波にもまれようとしたことが不思議で仕方なかった。

「知りたい」と思って乃木坂46を見るようになって、乃木坂46の魅力や足りないことが外野なりにわかるようになってきた。でも、それはあくまで外野なりで、私はもっと近くでそれを感じたいと思った。女子アイドルは昔から大好きだけど、女子アイドルの現場では個人的にトラウマがあるから、できれば避けたいものだった。でも、そんなことも言ってられないところまで、生駒に、乃木坂46に惹かれ始めていた。ツアーに申し込んだら当たった。もうハマるしかないと覚悟を決めた。

悲しみの忘れ方を観た。私が生駒に抱いていた疑問が解決した。彼女は選ばれた人ではなく、選んだ人であり、これからも選ぶ人なんだとわかった。生駒がもう夢は叶っているようなものだと言った時、私は驚かず、納得した。腑に落ちた。本当はアイドルになることを望み、アイドルになった生駒。

その上で、さらに叶えたい夢が彼女にあるのも事実。
私にはそこまでこだわる必要あるのかな?と思うほど、生駒は紅白出場にこだわっている。そりゃあ、出場しないよりした方がいいことだろう。けど、2014年、出場できないとわかった時の生駒の泣き顔を見た時、そこまでのこと?と思った私がいたし、なんなら今もその私はいる。だけど、生駒がそれを選びたいのは乃木坂46のことを考えてるからだろうなと思う。悪く言えば生駒は乃木坂46のことしかいつも考えていないけれど。

生駒のことを見ていると、たぶんこの人一生ある程度のアンチがついたままこの世界を生きていくんだろうなぁと思うけれど、そのアンチの理由が、昔のセンターだからって甘く生きてそうだとか、弱々しそうだとか、顔が気持ち悪いだとかから、強気だとか暑苦しいだとか変人だとかに変わっていく気がしている。私は後者のようなことを言われる女の子になら、ついていきたい。生駒がセンターだろうが、センターじゃなかろうが、彼女が乃木坂46を動かしたい人であるなら、動かす人なら、私は彼女を追いたい。

正直、今更生駒里奈かぁ~と思ってる。だけど、そう思いながらわりとワクワクしてしまっている私もいる。生駒が乃木坂46の一員として選ぶ景色に、生駒が動かしたい乃木坂46に期待してる。
これからよろしくお願いします、生駒里奈さん。

千賀くんが他人じゃなくなるまで

私が本格的なジャニオタ(現場に通うようになるジャニオタ)になって、この夏で10年になる。
飽き性な私が10年ジャニオタでいられたのは(いるはめになったのは)ジャニーズがそれだけ私にとって魅力的な存在だからで。
でも、担当と呼ぶ人に対しての熱は長続きできない。担当じゃない人(お気に入りの人)にはもっと長続きできない。そういうタイプだと言うのを自覚してる。

2005年錦戸担を名乗り、2006~2008春まで草野担、2007冬~2011夏まで照史担。2011秋~現在千賀担。2014年春~現在小瀧担。2013年は千賀よりはっしーの現場を数多く行ったし、2012春~2015春までかねうちのいるところにはあほすき入れると引くほど行ってて数えることすらできない。他にも好きな人やグループの現場には行くし、もう自分で言うけど自分の気の多さに呆れてる。もう少し休めよと思う。
でも、一番わからないのは私の中の千賀くんという存在だ。未だに千賀を降りてない自分が信じられない。だって、私にとって千賀は逃げ道でしかなかった。


照史担の頃からのオタク友達には、照史がデビューすれば出戻ると言ってた。照史を降りたのは、照史に飽きたわけじゃなくて、照史の周りの人が衝撃的な辞め方をして、それによって照史が無理して頑張るようになったのを全身から感じ取るようになったことが辛かったから。そんな顔見てられないと思った。担当になったのはおそらく2007年冬からだけど、2005年に一目惚れしてから(私にしては)随分長いこと好きで、もう永遠に担当でありたい存在だった。照史がもしあの時Jr.じゃなかったら、とか、あの子が辞めてなかったら、とか、思うことはたくさんある。

でも、たしかに私はその時、デビューしたばかりのキスマイの千賀くんに降りた。
キスマイは前から藤ヶ谷と千賀が好きだった。でも、松竹座が原点の自分はキスマイをライバル視していたのも事実で、あまり好きになりたくない対象ではあった。そんなところに、いくらデビューしたばかりだからって、なぜ降りるんだろうと、自分でも不思議だった。藤ヶ谷じゃなくて千賀に降りたのはほぼ直感だった。一回しか入らなかった3rdコンのDVDを見てると、気づけば千賀に夢中になってた。現場ではそこまでだったのに、DVDで間近で千賀の目から温度を感じ取って、ああ、好きだなぁと思った。
好きになり始めとは恐ろしいもので、あれだけ他G担が格差だなんちゃらとか言うてても気にならなかった。そんなのどうでもよかった。デビューしたんだからいいじゃんかと思っていたのも大きい。これから色んなことしていけるんだからいいじゃんと思ってた。自分はこれからたくさん色んな顔の千賀くんを知っていけると思うと嬉しかった。

自分が千賀くんに対して間違っていたと気づいたのはネバギバが発売された時。存在を消されてしまってるようなMVに私は絶句した。千賀くんはとんでもないところに放り込まれたんだと思った。私は千賀くんを消耗するように好きでいたんだということに気づいた。それはその方が私は楽しいんだろうけど千賀に対して失礼な気がした。逃げるという選択肢もあったけど、そうするにはまだ早い気がして、とりあえず向き合おうと決めた。

決めたけど、それから本気で降りたいという思いになったのは二回あった。とくに二回目は降りる気満々だったし、その時はもうこれ以上千賀を好きになれないと思ってしまった。

一回目はツアーで死んだ顔だった時。ほんと全然楽しそうじゃなくて。心がどこかよそにある感じで。たしかに私にとっても全然楽しいツアーじゃなかった。千賀の存在してる意味ってどこにあるんだろうかと思った。千賀のいいところ全然見れなくて、悔しかった。周りは引くほどたまたまたまたま時々がやがやきたやまみたいなファン層で、千賀が映る時の歓声の少なさ。なんで、って、思った。環境を恨んだ。でも、一番嫌だったのは、千賀が私のうちわを見て、ありがとうって感じで微笑んだこと。ありがとうなんて言われるために私はあなたのファンでいるんじゃない。私が勝手に好きになっただけなのに。まるで、私が、私たちファンがいなくなったら死んじゃうみたいな顔、してほしくなかった。まあ、そりゃLA行くわなぁとも思ったけど。

二回目は舞祭組がデビューする前後。舞祭組のコンセプトが嫌じゃなくて、(べつに好きなわけでもないけどそこじゃなくて)、その頃の千賀の態度に私は心底ついていけなくなってた。ドリボでの印象も良くなかったってのもある。もう、ほんとギラギラしてて。ギラギラしてるの大事なことだし、そういうところも好きだけど、私はキスマイの千賀健永として活躍してほしいし夢を叶えてほしいのに、一人でどっか行っちゃいそうな。そういうことをしてほしいわけじゃなかった。
この頃、私ははっしーにゾッコンもいいところで、そこと比較していたのもある。グループで大きくなりたいというはっしーの思いの健気さに惹かれていた。
千賀についていけないと思った。ドリボの時のダンスでそうなんとなく思わされて、そっから舞祭組デビューに向けて増えていく露出での千賀の態度とか、あの急なイベントでのファンへの自分の安売りさが、痛々しかった。そこまでして売れたいのかって思った。たしかに売れなきゃできないこともあるよ。でも、あなたのそのやり方は正しくない。ちょっとこわい。そう思った。
でも、舞祭組デビュー直後、キスマイとして初めての京セラ公演があって。そのオーラスのトリプルアンコでスノドを歌って踊った時、まるでレッスン着みたいな服装で踊られたからかもしれないけれど、とても等身大の千賀を見せられた気がして。終わった後、私の中で時が止まった。どんどん痩せて小さい身体になっていく千賀くんは、ただの野心家ではなく、繊細な心を持っていること。私はダンスのことなんて全然わからないけれど、音に合わせて動く指先や足が、私に千賀くんはたしかにここにいる人なんだと認識させた。
この人と無縁になるわけにはいかないと、なぜか思った。でも、もうこれ以上千賀を好きになることはないんだろうなって思ったのもやっぱり事実だったと思う。なんかもう降りるのも面倒だった。


2014年、夏。ツアー初日。場所はキスマイも初めて訪れたナゴヤドーム。千賀の地元。私は一人で、アリーナの花道前にいた。期待より不安が大きかった。降りなかったことを後悔したらどうしようと不安だった。また、いつかみたいに死んだ顔だったらどうしようと不安だった。

そんな不安はOPで消えた。もう、出てきた時から本当に本当に嬉しそうで、幸せかみしめた笑顔で、もう、恐竜の赤ちゃんみたいに白い歯をイーーーって見せてて。それが愛しくてたまらなくって。赤い衣装もかわいいし、なんて素敵だろうと思った。

はけて、わけわかんないVTRの後、わけわかんない設定で宮田が出てきて、ああたぶんこれからダンス曲やなと察して、ぼんやりわけわかんない宮田の言葉を聞きながら待機してた。あっ、宮田はけたわ。って、思ってたら、メインステージ、真ん中に、一人だけ、姿が見えて。この瞬間のことは今思い出しても頭真っ白になる。声にならない悲鳴をあげたと思う。キャップを深めにかぶった千賀くんが、音に合わせて踊り始めた。周りもとても静かで、あんなにたくさんの数の人が、千賀くんただ一人を見つめていた。長い一瞬だった。私はほとんど震えていたと思う。そしてその直後立てなくなってしまった。

もう、十分だった。公演中何度も好きでよかったと思った。やっぱり私はキスマイのコンサートで、キスマイの千賀健永として輝くのを見ていたいと感じた。
公演ももう終わってしまうなぁと満たされた気持ちと寂しい気持ちで、遠い背中を追っていた。千賀くんは、なぜか振り返り、こちらの方を向くとこっちに向かって走ってきて、止まった。べつに私のためにここまで来たなんて思わなかった。なんとなく空いているところに走ってきただけだろう。ドームだから、手を伸ばしたって届かない距離。でも、目が合ったのがわかった。ほとんど賭けだった。ぶさいく承知で、できるだけ大きく口を開けて「お」「か」「え」「り」と呟いてみた。自分の口を見られているという緊張感はひどかった。身体が熱くて死ぬかと思った。千賀があのくしゃぁって顔になった。
「ただいま」
地元の名古屋で、ドームでコンサートができたこと。どれだけ千賀は嬉しかっただろう。私は自分のことのように嬉しかった。

もうこれ以上好きにならないと思ってたのに、好きは更新されてしまった。


今、私は最新のアルバムを聞きながら次のツアーを待っている。聞いて気づいたのは、聞こえてくる藤ヶ谷や北山の歌声を心地よいと思い始めている自分がいること。前から歌がうまい人達とは思ってた。うまいなって思うことはよくあった。でも、今回はその歌声が私の耳に馴染んだ。随分前から知っているような歌声。ライバルだと思っていたキスマイは、もう自分の、私の中に入ってきたんだと思った。べつに私はグループ厨じゃないし、千賀以外のメンバーには疎いけど、アルバムの曲を聞きながら、たしかに自分の身近に感じた。
この曲の、この北山のパート、千賀はたぶんこういう顔してるなぁ。この曲の一番のサビ前、千賀はたぶんこういう顔してるなぁ。
見てもないのにわかる気がした。
自分は随分千賀を知るようになったなぁって思う。いつの間にこんなことに。もっと、遠くの一人だったのに。

嘘か本当かわからないけど、恋は三年で終わると聞く。たしかに、恋というよりは愛に近い感覚で彼を見ているんじゃないかなって思う。
でも、私は未だに千賀がふいに見せる表情や言葉にぐっと惹きつけられてしまう。時々、それは何よりも新鮮に私の目に映る。
早くまた会いたい。瞳を見て、声を聞いて、全身で千賀を感じて、その瞬間を、その日を、そこから始まる明日も、大切にしていきたい。

自己分析で「いい意味ではちょっと落ち着いたと思う。でも、いっぱいいっぱいの方が自分らしいなって思う」なんて言ってから約一年経ったけど、あなたはそれを意識してその均衡を保って来れましたか?早くツアーでそれを私は知りたいです。
やっぱりね、ギラギラしてる千賀とか、一生懸命な千賀が私は好きだから、そこは変わらないでほしい。たとえ、また、私が担降りを考えた頃のように千賀くんがすごい勢いで進んでいきそうになったって、今度はそれに怯えず、理解して、笑えると思うから。そういう風に受け入れられるくらいこっちはもうあなたへの好きを確信したから。

千賀くんの考えた振り付けとか、千賀くんが作った曲たちが、もっとたくさんの人に見せれるようになって、知ってもらえるようになって、かつ、たくさんの人の心を動かせるように。
頑張ってね。頑張ろうね。
末永くあなたのペースに付き合っていきたいです。どうか、私の永遠の人になって。

ピンクに光るマイクで歌え!

正直心に余裕がなかったせいで二月下旬からツアー私的初日を迎えるまで、のぞむをはじめジャニーズWESTの露出とか発言とかあまり聞けてなかったし、アルバムまともに神経使って聞き始めたのも5月入ってからだったしで、このもやもやはただの勘違いかもしれない。けど、私が思うから、私の中ではそうだと思うしかないから、まとめる。

はい、前置き長い(笑)


簡単にいうと、2015年になって、ジャニーズWESTはようやくスタートしたのかなと思う。2015年最初のシングル、ズンドコパラダイス(そしてそのカップリング)を聞いた時、私はびっくりした。平等って言い方をするのは違うと思うけれど、これまで意図的に濱りゅかみのパートが減らされていたのが、変わりつつあることに気づきました。カップリングを聞いた時の、私の動揺はなかなかだったと思う。私は濱りゅかみの歌声それぞれ好きだと思ってたし、なんならのぞむの歌声より好きだし、せっかく声色の違う七人で構成されたグループだから意図的に誰かのパートを増やすんじゃなく適材適所で使ってほしいと思ってた。けど、なんか想像していたより全然のぞむの歌声が聞こえてこないから、私はそれが寂しかったし、悔しかった。べつにのぞむだけじゃなくその分パート減った人も他にいるのにね。
その悔しさと共に、めぇや団五郎の時ののぞむを思い出しました。2014年の間、歌上手い下手というより音程外しまくりなのが気になっていたから、めぇでのぞむが音程をほとんど外さなくなっていたことにびっくりしたこと。あれってそういうことなのか、と、思った。めぇの時の歌声を思い出しながら、SAKURAを聞くと、なんか泣きそうになったなぁ。いや、これまで改良できてなかったことをここに来て悔やんでも遅いけど(笑)でも、やっぱり私はのぞむが好きだし。
団五郎に関しては、正直自分が台風nのタクトが好きすぎるせいもあるんだと思うけどそれのぞいても、なんかあまりだったし、そもそも私が行く日の直前でとんでもない発言されて萎えてたし、いざ私が行った日はのぞむ体調不良日でほんと最悪だったから、なんかもうそれどころじゃなかったし。でも、すげー汗かいてるのに、ダンスも歌も手抜いてくれなくて。前なら絶対もう少し控えてたのに。こんなタイミングでそんな風にされたら嫌いになりたくてもなられへんって悔しかったなぁ。


のぞむの負けず嫌いなところはいい方向にも悪い方向にも転がるんだなぁと痛感したのが今回のツアーかな。いや、まだツアー終わってないけど(笑)
めぇの時と団五郎の時、のぞむのファンの多さやのぞむのキャーキャー言われ具合に私は圧倒された覚えがあって、頼むからしげより人気者になっちゃったら嫌だからならないで!みたいな自分の理想を勝手に押しつけてきてたから、今回ほんと恥ずかしい(笑)それどころの話じゃないなぁと、初見でわかった。
私が思い描いていたこたしげはもう見れないのかもしれない。今回BOは歌ってないけど、近い将来しげの衣装をそっと掴むのぞむじゃなく、ぐいっと引っ張るのぞむが見たいと思ってたし、ツアーが始まる前TLで評判一番ってくらい良かったSCARSでは「愛するほど求め合う裸の心」「壊れるくらい抱きしめ合ってく」でピンスポかなんかでもっとこたしげ……って感じになると信じてた。
私が思っていたよりもう所謂前列後列とか追加の三人どうたらみたいなのは薄れてきてて、それはいいことなんだけど、とてもグループには大事なことだけど、でも、じゃあこれからのぞむはどこを目指せばいいのかなって考えさせられた。なんでしげと並んでるのかなぁなんて思ってた時期もあったのに、いざこうなるとまるで居場所がなくなりそうで怖い。なんて、それは私の考えすぎか。たとえば、今回のたぶん山場であるPARTY MANIACSの衣装、贔屓目に見てるからかもしれないけどのぞむの衣装が一番素敵で、だからこそわかりやすく黄色い声を奪えないのぞむをもどかしいなぁと思って見てた。キャーキャー言われすぎても落ち込むくせに私は勝手だね(笑)

こうして色々考えてしまうのも、のぞむが好きな証拠だし、のぞむに期待している証拠だから、それが伝わるといいな。今だからこその顔をしてるのぞむが、私には愛しい。のぞむは悩むことがある時ほど、追い込まれた時ほど、素敵になれる人だって私はもう知ってしまっているから期待してる。ジャニーズWESTもまだまだこれからだし、ジャニーズWESTの中の小瀧望だけじゃなく、ジャニーズWESTに対する小瀧望を考えるところに来ただけの話なんだろうなぁ。

団五郎の思い出が汗だくで歌って踊られたせいで正直いい思い出とは言えないんだけど、あの時ののぞむの言葉が私は好きだよ。
「歌が得意か聞かれたら、素直に「はい」とは言われへんけど、歌うことは確実に大好きなので、ショータイムもめっちゃ楽しみです。音楽関係のスタッフさんからは「おまえは、声に伸びしろがあるからがんばれ」という言葉をもらったんで、やる気に火が付いてます」
素直にはい言われへんのや(笑)確実に大好きって言い方よ(笑)って思いながら読んでたなぁ、あの時。
ただただここに立って歌うのめっちゃ好きやねん!って感じで何にも恐れず歌うのぞむが、今少し恋しいけど、たぶんこれもよりいい方向に進んでくれる通過点なんだと信じてる。


まだ本当は、油断すると春松竹の千秋楽を思い出してしまって。だから、パリピポを私はもっと純粋に楽しめるコンサートとして期待してた。終わった後こんなに思うことがあって、なんでやねんって思ったけど、でも、だからこそ確信したよ。私はのぞむに欲張りだ。そこにいるだけで嬉しいって気持ちも大切にしたいけど、もっともっとってたくさん託そうとしている、ちゃんとのぞむに対して思えたことがあってよかった。もう私は本当に小瀧担になってしまっているらしい。悔しいなぁ(笑)こんなはずじゃなかったんだけどなぁ。
全国にはまだのぞむを見たことない人がまだまだたくさんいるんだから、罪なオ・ト・コ♡として存分に口説きまくってね。

「俺がエ~ンって泣いてもええんか?ほんまぁ」「…いいよ」

春松竹が終わりました。
きっと金内のうちわを振れるのは最後になるだろうと、頭と胃と喉に痛みを感じながら心臓をバクバクさせながら、入った千秋楽。
もう、金内のうちわを振れないのかと思うと、本当に本当に辛くてたまらないけれど、最後の瞬間まで、あの子はかっこよかったから、好きになったこと後悔してません。
私がうちわを振るようになった時にはまだ何もできなかった(って言ったら失礼?)金内が、康二を追いかけてばかりいた金内が、こうしてMCの時に一番上手にいるのが当たり前になったことが、ほんとにほんとに嬉しかった。コンサートの終盤盛り上げる曲でがつがつセンターに来て客席煽って煽ってが当たり前になったことが、ほんとにほんとに嬉しかった。三年間でこんなに人は変わるんだって思った。
千秋楽、ファンの泣き声が重なってはっきり聞こえた時、私もしっかり泣いてしまってたけど、あんなにうちわが少なかった金内が、あんなにおびえてた金内が、こんなに愛されてるんだなって感じれて、感動した。ステージにいるみんなに別れを惜しまれていて、また、こんなに愛されてるんだなって感動した。
こんなにたくさんの人に愛されたのは、金内の一生懸命さが伝わったからだと思う。
今までたくさんの別れを見てきたけど、あんな卒業式みたいなコンサート、私は初めて見たよ。
変わったね、ほんと。

やっぱりもう会えないなんて信じられないけれど、私が辛いのはきっと康二のことも考えてるからです。
なにあの康二の顔。忘れられない。しっかり泣いてくれたらよかった。金内が泣き出してから、全然金内の顔見ようとしないし、いやまあ金内も金内で全然康二見ようとしなかったな。面倒くさいシンメだね。康二にあんな顔させたくなかったって思ったよ。でも、それは大好きな人の大好きな人だから思ったの。だから、金内もあまりちゃんと康二の顔見ないでよかったかもね。大人でいようと、前を向いてた、康二の強がりの顔を思い出すと、私は粉々になりそうになる。ほんとに泣かせたかったよ。でも、あれが、あの康二が、金内が惚れ込んだ康二のプライドだから仕方ないか。
金内がいない松竹座に行く意味はないと、前から思ってたし、今もそう思うくらい、金内以上の人はいないけど、康二のあんな顔が、私が見る最後の康二だなんて嫌だとも思った。それに、金内が最後に言った挨拶が、私の耳から離れてくれないの。「僕達関西Jr.の夢の道標となってください」。最後にそんなかっこいいこと言うか?普通。かっこよすぎてもっともっと好きになってしまった。
今はまだ、もう会えないことの辛さで情緒不安定でしかたないけど、金内のその言葉で、金内がいなくなったらもうそのあとのことは知らない!と思ってた私が立ち止まってしまった。ほんとに、金内の言葉は説得力があるね。年下のくせに。昔あんなキョドってたくせに。子犬だったくせに。変わったね、ほんと。

ほんとは、康二と同じ景色見ていってほしかったよ。でもね、そういうところも好きなんです。だから許せないなんて思わないよ。
今すぐに動ける自信はないけど、数年後、職業アイドルの康二の髪に優しく触れる金内が見たいから、私なんかでも康二の道標になれるのなら、なりたいなぁなんて思ってるよ。

ほんと、私、金内柊真に出会えてよかった。顔に似合わない関西弁も、たいして面白くないことに大爆笑しちゃうところも、口悪いところも、一生懸命が取り柄すぎるところも、熱いところも、強引なところも、頑固なところも、康二大好き人間なところも、全部全部好き。最後に見たきみが、みんなに愛されてるきみで幸せだった。どんどん変わっていくきみの姿が大切でした。
好き。大好き。私の最高のアイドル。
そのバカみたいな熱さで、きみはもう一つの夢をきっと必ず叶えるね。

ありがとう、いつまでも。

きみのうちわを振る春

松竹座で金内柊真くんのうちわを振りたいと思って、振るようになって三年。
三年前の今頃はステージに立ってることがせいいっぱいってくらい余裕が無かったね。康二と二人になってしまって、冷たい視線を浴びておびえていた。だけど、なんとかしなくちゃって一生懸命立ち向かってるその姿に気づいてしまったから、私は金内くんを好きになったよ。一生懸命な人は必ず成長する。私はきみの変わっていく姿を見たかった。
でも、こんなに変わるなんてね。すごいね。
私がうちわを持ち始めた頃は金内のうちわなんてまだまだ少なかったし、金内のうちわ持ってることで隣の人に嫌な顔されることもあったけど、今は前よりキャーキャー言われるようになったし他の子の担当の人からも評価されるようになって。それは偶然じゃなくて、きみの頑張りの結果だと思う。
本当に堂々とステージに立ってる。MCで一番上手にいるのもすっかり似合うようになっちゃったね。男の人の顔になったなぁって思います。手紙に毎度のように、あの頃と比べると~って書いてごめんなさい。きみにとっては今のその姿は当たり前なのかもしれないけど、私にとってはとっても大切なことなの。
今回の春松竹も、4月からの仕事の予定が白紙だから、とっても私は情緒不安定な気持ちで入ってるけど、ステージにいるあなたは相変わらず力強く客席を煽るし、冬よりもダンスが上手になってるから、公演の始めから終わりまでの時間私は幸せでいっぱいになってしまう。
金内くんのうちわを振れるのがこの春が最後なのか、4年後が最後なのか、それとも5年10年20年・・・飽きるほど振れるのか、わからないけど、とにかく私は今この瞬間幸せ。
ありがとうね。大好きです。

社会人になる小瀧くんへ

高校卒業までにデビューできなければやめようって決めてたあなただから、デビューして学校に行けない日があほみたいに増えたことも後悔しないだろうと、もし万が一それによって卒業ができなくても後悔しないだろうと信じて、あまり気にかけないようにしてました。でも、学校での様子を聞く度、ああ、ここまで来たのだからどうにか卒業してほしいと、ほんとは願ってた。
べつに高校卒業したらえらいとかじゃないけど、やっぱりやりきってほしいと思ってたから、高校を卒業して社会人になってほしいと思ってたから、あなたが卒業できて嬉しいです。あなたもきっと嬉しいでしょう。
頑張ったね。
私、こんなに他人の卒業を喜んだことはないよ。デビューを夢見て選んだ高校を、ちゃんと自分の力でデビューを手に入れて卒業することになった小瀧くんがカッコイイです。
社会人になると今よりも許されないことがどんどん増えるから覚悟しなよ。でも、できることもどんどん増えていくから、貪欲に突き進んでね。
私、あなたがどうなっても好きでいるなんて、あえて誓わないけど、でも、敵には決してならないよ。頼むから、二十歳になったあなたにもうちわ振らせてね。
アイドルの小瀧望に出会えてよかった。あまり言いたくないけど、ほんとはあなたが好きです。
卒業おめでとう。いい男になって。

白く光り輝くコテが示す先

ジャニーズWESTの1stコンサート、一発めぇぇぇぇぇぇぇが、終わった。あっという間だった。
私は、公演が始まるまで、夏の松竹座初日ほどではなかったけれど、それなりに心配や不安でいっぱいだった。必死でやりきった台風nが終わり、近キョリ恋愛の露出が落ち着いたところから、また、漠然とした不安を抱えながら彼を見る日々が続いてたから。FNSなんかはいい顔してたんだけど、レギュラーの仕事での顔の感じが私にはあまりいいものには見えなくて。この人、何考えてるんやろ?っていう、読めない顔。あと、ちょっとハードスケジュールから抜け出したからか、高校生の顔に戻ってて。それが、不安というか、物足りなくて、コンサート初日まで小瀧にときめきをうまく取り戻しきれなかった。
そして、ジャニーズWESTとして初めてのコンサート、久々に重岡が戻ってきて全員揃った現場。コンサートの構成に本人たちの意見が加わってることを事前に感じさせられる過程で、もしあの人達が作ったものがクズだったらどうしようと不安はあったし、あんなにごめんね青春の環境に馴染んだ重岡がこっちにちゃんと戻ってきてくれるかの不安もあった。
おまけに、12月の終わりになって、横アリも関ジュがバックだって話が聞こえて来て、金内のことがすごく色んな意味で気になっていた私はいよいよどんなテンションで遠征すればいいかさっぱりわからなくなってた。
初日の朝、グッズが思っていたより可愛くて、そこでさすが照史.。.・・゚: *・。.:゚*と、照史(元担)にだけテンションが上がったという展開はあったけど、ほんとそれ以外で全然テンション上がらなかった。あとは、のぞむさんが思ってた短い髪じゃなくてほっとしたくらい。(まだ短めに見慣れない)
そんな感じだったから、初日が終わった時の感動はすごかった。いい意味でフツーに楽しかった。ゲームコーナー始まった時はここから流れ一気に悪くなったらどうしようと思ったけれど、そんな心配なんてすぐどっか行ったなぁ。ひたすら楽しかった。冷静に振り返れば、ここもっとこうした方がいいってことは出て来るけど、1stコンサートとして十分のものだったと思うし、ちゃんとこの人達が過ごした長いと言われるJr.時代やその時の経験は無駄じゃなかったんだと確認できてほっとした。そして、関ジュのコンサートを一度もやれなかった場所に彼らが立ってること、バックも含め関西しかいないことに、ひたすら感動してた。本当はもっと何年も前にここに立つ予定でいたのだけど、とにかく今を楽しまなきゃなって思ったし、今は今で、本当に楽しかった。
でも、小瀧に好き><.。.・・゚: *・。.:゚*って気持ちはそんなに沸かなくて。ちゃんと見てたし、べつに怒りはなかったからそれなりのもの見せてくれたんだろうけど、いまいち評価というか感想言えることが少なくて。自己紹介ラップが二枚目になりきれてない紹介でよかったなぁくらいで。城ホも終わった今思うのは、私は横アリで小瀧を見てたようで見てなかったんだと思う。小瀧本人に対する感動より横アリやジャニーズWESTに対する感動が大きすぎてね。
横アリ二日目の昼、公開記者会見が行われて。たくさんの記者の方、カメラに囲まれる彼らを見て、私はやっと彼らのデビューを実感した。もうシングルもアルバムも写真集も出してるはずなのに、デビューした実感が妙に無いままここまで来てたから、横アリで公開記者会見なんて、ジャニーズの伝統みたいなことやってる彼らを見て、ああ、この人達もうデビューしたんだって。まさかこのメンバーでデビューするなんて思わなかったなぁって。小瀧が濱ちゃんに可愛がられる未来とか、淳太くんがツッコミする未来とか、私が小瀧を担当と呼ぶ未来とか、昔は全然想像してなかったなぁって。色んな思いが込み上げてきて、私は泣きそうだった。そして、コテ型ペンラの案を出したのが小瀧だってのを照史が言ってくれた時、私は嬉しくて嬉しくてたまらなくなった。今回のコンサートは七人で集まって色々考えたと言われてたけれど、小瀧が具体的に何かしたかどうかが見えてこなくて、もし何も言ってなかったらどうしようと思ってたから。今私は小瀧の思いつきで作られたペンラを振ってるんだ、とか、今この会場はそんなペンラで包まれているんだと思うと、なんかもう泣きそうになった。ああ、私、いつのまにかめちゃめちゃ彼を好きになってるなぁって痛感した。
横アリを経て、ホームの大阪は、感動は全然しなかったけど、だからこそいい意味でとても普通に楽しめたと思う。そして、横アリに比べて、しっかりと落ち着いた目で小瀧のこと見れた。今回の小瀧すごかった。ジャニーズWESTとして初めてのコンサートだから、楽しそうにしてたけど、ちゃんと準備や試行錯誤した上で楽しんでるなぁってのがわかった。ちょっと前まで不安定だった歌がとても聞きやすくなってて感動した。担当だからという理由で見てたダンスが、もっと見たいなぁと思わせるダンスに変わってきた。指の使い方は前から良いことあったけれど、今回は意識した上で良いものを見せてくれてるような感じで。あと、表情も作るべきところではしっかりいい顔するようになった。「見られる」から「見せる」ためのダンスになってきた気がした。意図的に自分を演出してる部分があった。
小瀧は、私がわざわざ変わってほしいと伝えなくても、本人には変わっていきたい気持ちがあるんだと思えたし、だからって、私が変わってほしくない好きなところはきっと変わらずにいてくれるだろうなってのも改めて感じた。もっとこうなってほしいってことはまだまだたくさんあるけれど、それ全部、近い未来叶えてくれそうな気がした。文句言いたいところが無かったわけではないけれど、まあ、それはここで話さなくてもいいかなって思うくらい。
2015年の目標に「凜」を掲げた小瀧が、本当に大好きだと思った。白く光り輝くコテで、ハート描いて投げつけたいくらいに好きだと思った。柄にもないでしょ?
きみのせい。