ラング・ド・シャ

口が悪い。ツイッターはummernow

「俺がエ~ンって泣いてもええんか?ほんまぁ」「…いいよ」

春松竹が終わりました。
きっと金内のうちわを振れるのは最後になるだろうと、頭と胃と喉に痛みを感じながら心臓をバクバクさせながら、入った千秋楽。
もう、金内のうちわを振れないのかと思うと、本当に本当に辛くてたまらないけれど、最後の瞬間まで、あの子はかっこよかったから、好きになったこと後悔してません。
私がうちわを振るようになった時にはまだ何もできなかった(って言ったら失礼?)金内が、康二を追いかけてばかりいた金内が、こうしてMCの時に一番上手にいるのが当たり前になったことが、ほんとにほんとに嬉しかった。コンサートの終盤盛り上げる曲でがつがつセンターに来て客席煽って煽ってが当たり前になったことが、ほんとにほんとに嬉しかった。三年間でこんなに人は変わるんだって思った。
千秋楽、ファンの泣き声が重なってはっきり聞こえた時、私もしっかり泣いてしまってたけど、あんなにうちわが少なかった金内が、あんなにおびえてた金内が、こんなに愛されてるんだなって感じれて、感動した。ステージにいるみんなに別れを惜しまれていて、また、こんなに愛されてるんだなって感動した。
こんなにたくさんの人に愛されたのは、金内の一生懸命さが伝わったからだと思う。
今までたくさんの別れを見てきたけど、あんな卒業式みたいなコンサート、私は初めて見たよ。
変わったね、ほんと。

やっぱりもう会えないなんて信じられないけれど、私が辛いのはきっと康二のことも考えてるからです。
なにあの康二の顔。忘れられない。しっかり泣いてくれたらよかった。金内が泣き出してから、全然金内の顔見ようとしないし、いやまあ金内も金内で全然康二見ようとしなかったな。面倒くさいシンメだね。康二にあんな顔させたくなかったって思ったよ。でも、それは大好きな人の大好きな人だから思ったの。だから、金内もあまりちゃんと康二の顔見ないでよかったかもね。大人でいようと、前を向いてた、康二の強がりの顔を思い出すと、私は粉々になりそうになる。ほんとに泣かせたかったよ。でも、あれが、あの康二が、金内が惚れ込んだ康二のプライドだから仕方ないか。
金内がいない松竹座に行く意味はないと、前から思ってたし、今もそう思うくらい、金内以上の人はいないけど、康二のあんな顔が、私が見る最後の康二だなんて嫌だとも思った。それに、金内が最後に言った挨拶が、私の耳から離れてくれないの。「僕達関西Jr.の夢の道標となってください」。最後にそんなかっこいいこと言うか?普通。かっこよすぎてもっともっと好きになってしまった。
今はまだ、もう会えないことの辛さで情緒不安定でしかたないけど、金内のその言葉で、金内がいなくなったらもうそのあとのことは知らない!と思ってた私が立ち止まってしまった。ほんとに、金内の言葉は説得力があるね。年下のくせに。昔あんなキョドってたくせに。子犬だったくせに。変わったね、ほんと。

ほんとは、康二と同じ景色見ていってほしかったよ。でもね、そういうところも好きなんです。だから許せないなんて思わないよ。
今すぐに動ける自信はないけど、数年後、職業アイドルの康二の髪に優しく触れる金内が見たいから、私なんかでも康二の道標になれるのなら、なりたいなぁなんて思ってるよ。

ほんと、私、金内柊真に出会えてよかった。顔に似合わない関西弁も、たいして面白くないことに大爆笑しちゃうところも、口悪いところも、一生懸命が取り柄すぎるところも、熱いところも、強引なところも、頑固なところも、康二大好き人間なところも、全部全部好き。最後に見たきみが、みんなに愛されてるきみで幸せだった。どんどん変わっていくきみの姿が大切でした。
好き。大好き。私の最高のアイドル。
そのバカみたいな熱さで、きみはもう一つの夢をきっと必ず叶えるね。

ありがとう、いつまでも。