ラング・ド・シャ

口が悪い。ツイッターはummernow

まぶしさのむこうがわに

ジャニーズWEST初の京セラドーム公演、やるだろうやるだろうとは思ってたけれど、やっぱりJr.時代の曲をやった。
前日から妹と何やられたらやばいかなって話してて、濱ちゃんがステゴ歌ったら絶対泣くなって言うてたらやられた(笑)(笑)(笑)(笑)


オープニングからしばらく、私は双眼鏡でずーっと小瀧のことを追っていたのだけど、最初のメンバーの挨拶で小瀧が捌けて照史が話し出した瞬間、ああ、照史が京セラドームでメインとして、デビューした照史として立ってる。って、なって。そしたら私が照史担だった頃のこと一気に思い出してしまって。うっかり泣きそうになったんだけど、なんとか我慢した。

でも、アメフリが流れてきた瞬間もうめっっっっちゃ涙流れて。
アメフリにはいろんな思い出がある。曲としてすごい好きとかではないんだけど、なんかいろんな思い出が混じってて。
アメフリが初披露された頃のばどのこと。あのとき照史も、淳太も、すごくくすぶってた頃で。前に進めそうで進めないもどかしい気持ちでなんかしんどかった頃で、当時私は照史担としてなんだかすごく複雑な気持ちで照史のこと見てたなぁってこと。
アメフリをばどが歌った後一人でギブミーを歌った濱ちゃんのこと。その姿を見ながら、照史担のくせにしぬほどばどが羨ましくてなんか悔しくてたまらなくなった時のこと。
夏、西と東でアメフリを歌ったこと。西にも東にも当たり前なんだけど金内はいなかったこと。
こんな泣くかってくらい泣いて、アメフリのことそんな特別好きだった記憶もなかったから自分がこんなに泣くとはなってびっくりした。

そのままステゴ始まったら、もう涙腺おかしくなったみたいに泣いて泣いて。照史担だったくせに一番好きなグループはBOYSだった。妹が薫太担だったからとかも関係なく、なぜか一番好きだった。そして、なんの根拠も無しに私の中で濱ちゃんの隣には絶対あいつしかいなかった。てをのばせつかみとれまぶしさのむこうがわにめざしてたゆめがある そう歌っているのは私の心の中でいつも二人だった。
当然だけど濱ちゃんの隣には誰もいなくて。けれど、濱ちゃんの前には紫色の光の海が広がってた。目指してた夢の形とは少し違う今かもしれないけれど、たしかに濱ちゃんは京セラドームのステージにいて、その目の前に私たちがいて。
もうほんと頭おかしくなるんちゃうかってくらい泣いた(笑)

その後自担が登場したDial Upはなんかもう見てる場合じゃないってくらい視界ぼやけてて、初日に関しては記憶が無い(笑)
7WESTの曲を歌う小瀧を自担として見る日が来るとは思わなかったから不思議な気持ちで見てた。まだ照史担として照史越しで小瀧を見てきた期間の方が長いし、京セラドームに照史を見るために訪ねたことは何度もあったけど小瀧のために来たのは初めてだし。ほんとに今うちわ振ってるのが不思議で。この頃の小瀧はなんかいつも端にいてなんかいつもがっきーのそばに引っ付いていたなぁってことを思い出していた。あの頃、小瀧は私の中でとくに好きでも嫌いでもない存在だった。

照史の眉が下がる度、私は泣きそうになったり、泣いて、照史が大袈裟かもしれないけれど、生まれてきてよかったと言う姿を見た時は、ほんとに、ほんとに、たえれなかった。照史の中でそれは全然大袈裟なことじゃない、真に思ってることだとわかったから。照史がどれだけここを目指していたか、それは過去の私が知りすぎていた。あれだけつらい思いをしてきた照史が、本当は寂しがりなのに強がってた照史が、つらいことに気づかないふりして死んだ目で働いていた照史が、どれだけ愛しかったか。どれどけ私が照史の幸せを願ったか。

濱ちゃんが微笑んでいる姿が視界に入っても、私はやっぱり泣いてた。特別だった。あの時代とかあの頃のことは、デビューした今でも特別で、私の青春の一つで、あの時思い描いた未来とは違う形だけれど、ここに濱ちゃんがいてくれてよかったなぁって。濱ちゃんが京セラでステゴを歌う未来がまた来るなんて思わなかったよ。濱ちゃんが私が気づかないところで、どれだけのことを乗り越えてきたかと思うと、涙我慢するなんてできなかった。


振り返ろとは言わないけど、覚えていてほしい。あの頃のこととかあの日のこととかあの子のこととか。私は欲張りだから、未来に向かうジャニーズWESTを見ながら、時々そういう気持ちになってたんだと改めて気づいた。

小瀧のことを好きだって気持ちが一日でも長く続けられたらいいなと願って向かった京セラ。
特別すぎる過去に思いを馳せてばっかりで、途中小瀧のこと見てる場合じゃないくらい視界がぼやけてしまったけれど、でも、やっぱり小瀧のことずーっと双眼鏡で追ってた。
個人的にあまりいい思い出が無いバンバンッ!!で、会場を走り回り、BaBaBaBang!で、大勢のファンに撃たれて負傷したふりしながら歩み進める姿を見た時に、気づいたら私意味わからないほど泣いてて。ああ小瀧だなって。私の愛が刃のように厳しいのでも、矛盾の塊でも、無茶なお願いでも、きっと小瀧は受けとめてくれるなぁって。この先いろんな傷つくことがあっても、それさえ受け入れて進んでくれるなぁって確信した。好きだと思った。

悲しいお別れがあったこと、兄組弟組と競うようなことがあったこと、7WESTと出会ったこと。
べつにファンを泣かせようと思って言ったわけじゃなくて、逆に悪気があったわけでもなくて、たぶんただ自分の思ってること素直に言葉にしただけなんだろうなと思って。その小瀧らしさがなんだかとても私の心を満たした。私がデビューしてほしいと一番に願った相手ではなかったけれど、でも、たしかに今好きで好きで好きでたまらない人。
私にも悲しいお別れがあったし、勝手に誰かを敵視することがあったし、特別な存在との出会いがあった。
小瀧なら、そんな過去全部抱きしめて進んでくれる。ありがとう。いつもわがままな欲張りな私を許してくれて。
小瀧には、変わってほしくないと思うところが変わらないまま進む人でいてほしいし、小瀧ならそうでいられるんじゃないかなって思うよ。だから好きだよ。

次、また、ジャニーズWESTが京セラに立つのがいつになるかわからないけれど、その時はJr.時代の過去だけでなくて、ジャニーズWESTとしてデビューしてからの日までのことも過去としてもっともっと愛せる姿で、7人が並べたらいいなって思うから、ありがとう。そして、これからもよろしくね。