ラング・ド・シャ

口が悪い。ツイッターはummernow

日向みたいな人だと気づいた

数日前下書きにしてたもの。やっぱり消せないから、もう過去の気持ちかもしれないけど残しておきたくて。




なんかもう自担なんて熱量で好きなのかよくわからない中、アルバムとライブ映像が発売され、見たい聞きたい!というよりは届いたから開かなきゃって感じで摂取し始めて、その時の気持ちを、ドーム公演が始まる前に残しておく。

まずはライブ映像を見た。
ラキセは正直自分がオタクっていうかのぞ担続けていくことがもう無理なんじゃないかなと初めて本気で思ってた頃のツアーで。なんかもう、小瀧のこと担当と呼べて幸せだとか、一番近いところでこれからも見ていきたい人だと思えた2014年のことはとても覚えてるんだけど、2015年の春以降なんかよくわからなくなってたから。あまり覚えてないというか。
べつに金内が辞めるのわかったからその代わりに担当にしたってわけじゃないはずなのに……なんか、そうやったんちゃうかなぁって。逃げるように、別の人として選んだのが小瀧、みたいな。私逃げるの得意だし。ギラギラ危うい感じがたまらなくてハマりたてかのようにキャーキャー騒いで忙しい14年が終わり、15年の春以降ぽっかり空いた穴は全然埋まらなくて。座長が決まったときは嬉しくて嬉しくて泣いて泣いてああこんなに好きなんだ。と、その時認識したけれど、それも今振り返ればただそれが救いだったからじゃないかなって。
そんな風にぐるぐる頭おかしくなりそうになるくらい色々考えながら入ったツアーだったから、なんか全然楽しくなくて。ふとした瞬間にああ今の小瀧好きだなってのはあってもそれが永遠にならないというか。その時限りで長くは続かなくて。
そういう風に思うのは小瀧に失礼な気がして、申し訳なさでやめようかな降りちゃおうかなと思ったんだけど、もうそのつもりで入った3月の城ホですごくすごく幸せでいっぱいになった瞬間があって。それはほんの少しの出来事だけど、その時だけじゃなくて、その日が終わってからも余韻が私の中にあって、ああこれじゃあ降りれないなって。好きやなって。なって。
そんなツアーだから、あまりセトリとか衣装とかは覚えてないんだけど、かわりに自分が感じた思いだけはすごく覚えてるツアーで。
ちゃんと映像見たらかっこいいのぞがいて。私なんも見れてなかったなって、ほんのカケラしか見れてなかったんだなって思った。でも、それくらい余裕がなかったんだなってのも思った。小瀧じゃない人や事を思い出してる方が楽しいというか、比べてた。春のにおいも城ホも松竹も大嫌いで滅べばいいのにって思ってた。
申し訳ないことしたなぁってまた思った。そんな私のくせにちゃっかりおいしいところだけいただいて。せこいなぁって。

ラキセ後、いよいよ距離感全然わからなくなって、ワクワクはもう義務で入る気持ちすら無くて行くのをやめて。そのせいでますます顔も声も思い出せなくなって、小瀧のこと好きだって感覚も思い出せなくなってて。ラキセの映像見て、ああかっこいいなぁ思えても、それはもう半年以上前ののぞやし。今好き!!とはなれなくて。

アルバムを開けた。個人的に濱ちゃんとのユニ曲は期待してないというより、怖かった。聞ける自信がなかった。私が初めて好きになった関西Jr.のグループと、濱ちゃんの相方と、比べてしまう気しかしなかったから。濱ちゃんがいつか、大きな会場でバラードを二人きりで歌うなら、それは相方とだと思ってたし、何が起こってものぞむとはそうならないと思ってたから。のぞむ次第ではこたはまを嫌いになっちゃうかもなぁなんて大袈裟だけど少し思ったくらい。
ドキドキしながら再生して、そしたら一回目はよくわからないまま終わって。なんか状況がよくわからなかった。聞こえる音が、声が、のぞむと濱ちゃんだと認識する前に終わって。
二回目再生して、次は気づいたらボロボロ涙がこぼれてきた。歌唱力とかそういうの素人やからわからんけど、でも、濱ちゃんに合った声で並んでくれたなぁと、寄り添ってくれたなぁと、私が好きだと思うものを壊さないでくれる優しい人だなぁって思って。嬉しくて嬉しくてあほほど泣いてしまった。
私はたしかに小瀧に救われてる。ってことも確信した。でも、救われてるから申し訳なさ感じるとかそういうのは違うのかなってのも思った。だって利用してるわけじゃないから。だって、救われてると思わせてくれるあたたかさは、時に、私のハートを粉々にしてしまう。このあたたかさが無ければ、それこそ利用できたから。もっとてきとーに小瀧にキャーキャー言えたもん。
再生する度に幸せな気持ちでいっぱいになって、ああ私今ちゃんと今の小瀧のことも好きなんだなぁって思う。
柔らかくてあたたかくて、小瀧のそばにいるとなんか安心しちゃって。だから、他のことでいっぱいいっぱいだと小瀧のこと後回しにしちゃうし、軽率に他の人のところに遊びに行っちゃうんだけど、それって結局小瀧に依存してるんだよなぁ。依存してるからこそなんだよなぁ。
あの頃の小瀧くんに会えない代わりに、そばにあるぬくもりに気づいたから、小瀧のこと好きだなって思いが一日でも長く続けばいいなって、小瀧のうちわを振る日が一日でも長く続けばいいのになぁって願ってる。