ラング・ド・シャ

口が悪い。ツイッターはummernow

小瀧望の10000字

タイトルどうしようか悩んだけれどあえてそのままにした。10000字のこと自分の言葉でまとめなきゃ、とか、自分の気持ち覚えておきたい、とか、そういうのじゃなく、ただただむかついたこと嬉しかったことさびしかったことをだーーーーーーっと言葉にしたかった。ツイッターだと気つかっちゃうところが出てきそうでここで文字数に制限されない中で爆発することにした。

すごく、私はすごく緊張してた。Myojoの一万字インタビューで小瀧がどこまで自分の話をするか。

私は、何度も、何度も、こいつばかじゃねぇのばかじゃねぇのばかやろ知ってたそうすると思ってたそう言うと思ってた小瀧望だもんねってめちゃめちゃキレながら読み進めてた。で、「高校卒業までにデビューできなければ、やめようって決めたんです」と言われた瞬間、もう、読むことができなくなってしまった。もう勝手に涙が出て来た。そんなこと知ってたわ!必ずそうすると思ってた。そういうとこ賢いもん。そういう男だから私は好きになったんだよ。なってしまってんだよ。なんとか泣き止んで続きを読むと、そっからはびっくりするくらい速かった(笑)そして、結局最後に出て来た言葉はバーーーーーーーーーーーーカッ!だった。

私が小瀧を初めて知ったのは7WESTのメンバーになった時で、その時の私は照史担で7WESTのあまりにもキラキラした感じを脅威に感じてた。正直7WESTは敵だと思ってた。でも、小瀧が怖いとは一度も思ったことなくて、てか小瀧なんて背でかいだけで大人しいし大人しいし大人しいし何考えてるわからんし何がいいかもわからなかった。恋愛マスターとかやり出した時は気の迷いかなと思ってちょっとおもろかったけどただおもろかっただけでそれ以上なんて無かった。小瀧担の友達がいたけど正直何がいいかさっぱりだった。でも顔は好きだから7WESTの出番の時はずっと小瀧見てた。悪くはなかった。でもそれ以上に敵の一人だった。そんな小瀧をいいなって思えたのは所謂キャラ変の時で。私がだいちがいなくなった関西に絶望して、だいちがいなくなった関西を一人でまとめようとして迷走してる自担を見るのが辛くて辛くて、もう関西に関してはゆるおたになろうと決めて、そうし始めた頃に起こった2011クリパでの小瀧の変化。
「なんか小瀧お笑いに走ろうとしてるんだけど」
ばど濱ベテ公演にしか行ってない私は嘘やろありえへんやろと思いながら7WESTのレポ漁って、そしたらガチで、正直死ぬほど笑った。関ジュごとで久々に笑った。今振り返るとここで降りるのもアリだったなー(笑)
まあでも、正直、気の迷いだろうと思ってた。でも春が来てあいつは対談でキャラ変が話題になった時、「今の小瀧嫌だ、前の小瀧に戻って欲しいって反応がファンからあって葛藤した。でも、もうこのまま行きます!」みたいなことを言ってのけて。マジか、こいつこのまま行くんかって爆笑した。これでまた離れたファンもいたなぁ。私の友達の小瀧担もこの時オタ卒したし。私はえー?小瀧これからがおもろいのにと引きとめたけれど。
私、変わらない男ってつまらないって思う女だから。

私の視界に小瀧が入るようになったのはここからだったから、だから、一万字読んだ時悔しくて悔しくて。なんで、あれをもっと努力と認めないの。努力ってことにしないの。キャラ変のきっかけ聞かれると「俺もとからちょけるの好きやったしw」みたいな感じで答えることが多いのは前から気になってた。でも、肝心な時、真面目なインタビューの時、あんたきっかけはユニ別だった言うたやん。殻を破ったのは7WESTの弱点が喋りにあったからでしょう?べつにあなたが言うようにあなたはもともと2.5だったのかもしれない。親しい人達の前でちょけグセがあるのが嘘だったとは思ってないよ。クリパでキャラ変の話になった時思わず「もとから俺ガッ…カゾクの前ではこんな感じで~」って言ったの鮮明に覚えてるから!ガッキーって言おうとしたやろあんた!ガッキーの前ではもとからこんな感じやったって!あの小瀧こそむしろ素だったね!最高だったね!ガッキー追いかけて高校行った小瀧ほんと小瀧だったしこたしんだったね…こたしんの話もしなかったね…。そういうところも小瀧だった。すごく。

なんかさー、かわいそうって思われるのが嫌いな人なんだろうなって思う。もっときみの感情を教えてくれてもよかったのに。私はべつにきみが影側だったこと、劣等感を持っていたこともっと話してくれたって全く驚かずに、むしろ納得して受け入れたのに。強がりだ、ほんと。まあ、でも、そんなにきみはきみを話さないって、わかってたけど。だからこそバーーーーーーーーーーーーカッ!って叫んだんだけど。

ウォルト・ディズニーの「If you can dream it,you can do it.」が好きって話はいつ初めてしたんだっけ。何回か聞いた気がする。小瀧が好きだっていう言葉は私も簡単に好きになってしまうから、もちろんこれも好きなんだけど、この文字が一万字の一部になっているのを目で追った時、つい先日言った英語を発音良すぎて聞き取れなかったからちゃんとあれも文字で見たいなぁと思ってしまった。「Are you trying to stand and fight?」で、あってるかな?ちょっと前に好きな四文字熟語聞かれて粉骨砕身、こうなりたいと思うねんと答えてた人だからたぶんこんな感じの英語だと思うんだ。あの英語。

デビューして約半年。もう、って感じもするし、まだって感じもする。ふわふわへらへらちゃんの時はどうなるかと思った。呆れてた。嫌いになりそうだった。でも、この夏の小瀧はばかみたいにずっと本気だった。Jr.の時みたいなキラキラは感じられなかったけど、代わりにギラギラしてた。この夏で、私この人のこと嫌いになれないなって痛感してしまったし、むしろこれ以上好きになれないんじゃないかってくらい好きになってしまった。大きな背中がステージと平行になるのを見る度、ああこれをずっと見ていきたいと思った。18歳になってからののぞむさん、どんどん男の顔になってきてて、嬉しい。追い込まれてて余裕がちっとも無さそうで負けそうな顔してた期間もあったけど、なんとか持ちこたえて越えてくれた。自分の力で。まああなたは乗り越えられたのを仲間のおかげと言ったけれど。台風n Dreamerの小瀧ほんとに最高だった。松竹でも日生でも一公演一公演あほみたいに全力だった。険しい顔して叫んで手足にたくさん傷作って。どのメンバーよりも演技も歌も下手だったかもしれない。けれど、しげがいないところで、コンサートを望むファンが多い中で、あれができたの大きい。千秋楽、何度も、何度も、ガッツポーズした小瀧のこと、私ずっと忘れないと思う。

ジャニーズWESTがこれからどうなるかなんてわからない。小瀧だってまたへらへらするかもしれん。どうしようもないクズになるかもしれん。いやぁさすがにあれだけ頑張った小瀧がクズになるなんて思いたくないけど、わからんし。そもそも20歳までちゃんとジャニーズWESTにいてくれるか不安もあるし。信じたいよ?信じたいけど信じすぎは怖いから私は最悪のこともイメージしてる。最悪のこと考えると、怖くて怖くて逃げ出したくなるけれど、どうなったって私は受け止めるしかないなって思った。だって、見ないなんてことできない。無かったことにできない。

まだまだ子供なところがあるし度が過ぎたことするところあるし加減を注意してやらなきゃと思うことはあるけれど、基本的なところはずっと大人だと、どうしようもなく大人だなと、一万字を読んで再確認したの。強がりで言わなかったこともあっただろうけど、周りを考えてあえて言わなかった内容もあるなぁと空白部分から感じた。大人になるしかなかったのかもしれないけれど、そういう人に成長した小瀧を私はすごく好きだと思う。

だめなところはこれからもちゃんとダメ出ししていきたいと思ってる。甘やかすつもりはない。でも、一万字を読んで、気づいた。これまで「見守る」姿勢でだけで見つめていた相手にいつの間にか「甘えたい」という気持ちが生まれていたことに。むしろもう「甘えていた」ことに。小瀧のファンへの愛情はこちらが恥ずかしくなるくらいに大きい。素人のくせにやたら文句言う私のこともちっとも拒絶しない。じっと受け止めて、そして必ず越えるものを返してくれるから、私はもっと欲張りになって。そんなの信頼できるヤツにしかできない。年下の男だけど私よりずっと大人。もっと話してほしかったと思ったのは本当だけれど、たしかに私が今一番大切にしたい小瀧望は、もう2011のクリパにもいないし、7WESTにもいない。

あの大きいくせに猫背でなんだかもったいない背中を見ていると、私は守られているなぁと妙に安心してしまうから、そこに寄り掛かって、これからもたくさんたくさんワガママ言いたいなって思う。