ラング・ド・シャ

口が悪い。ツイッターはummernow

ジャニーズWEST、5年目突入前の足踏み

このブログを書こうと思ったのは、今月発売の1万字で本人がそれなりに嘘ではないところを話してくれたから。
小瀧が言わないならべつに、見てるこっちが辛くても友達に話すくらいにしておこうと思ってた。
気付かないふりをすることが正解かもなぁと思ってたから。
話してくれたことを成長と思えるならよかったけれど、そういう風に思えなくて。
ほんと今月は始めから終わりまで、聞いてくれる友達に支えられたなぁ。


初めて中心になって構成を考えたツアー、憧れの先輩と初めての共演、初主演映画の公開。
ぜーんぶこの数ヵ月の出来事。
ツアーはまだ終わってないし、映画もまだ公開中のところもあるけれど。


この数ヵ月に入る前、私はなんだかんだ不安よりワクワクが勝ってた。それはたぶん本人もそうで。

「なんかおかしい」と、最初に思ったのは2月頭くらいだっけな。これまで言わなかったようなことを言うようになって。いや全然たいした話じゃないんだけど、べつに隠したってほどのことでもないんだろうけど、なんとなくあまり言わないでいたことなんだろうけど。けどそれを色んな機会で言うようになって。

「なんかおかしい」が「やっぱりおかしいよね?」に変化するまでそう日にちはかからなくて。公開一週間前、私はほとんど泣きそうだった。

ジャニオタを始めて13年?14年?なんかそんくらいだけど、こんなに数字が怖いと思ったのは初めてで。それは、小瀧もそうで。

それでも、迎えた公開初日。


知らず知らずの内に、気が張っていたのだと気づかされた。それは、小瀧もそうで。
ご縁があって舞台挨拶ラストに立ち会えたんだけど、挨拶終わり、一人の世界に入ってガッツポーズする姿を見た時、ああ、同じ時間を同じ気持ちで過ごしているんだなぁと思った。

小瀧は、もうやれることはやったから。やれる限りのことはやったから。
だから、私もやれるだけやってみたけれど。

けど、出た数字は、まあ、せやなってところで。


知らないわけじゃないと思うよ。どうしてメインの曲じゃないのにそんな立ち位置なの?とか、どうしてこいつばかり個人仕事あるの?とか、露出無駄に多いなとか、結果ついてきてないんじゃないのとか、ツアーの賛否両論とか、そういう数々の意見。思い。

べつに私は小瀧のこと守る気は無いし、まだまだ彼に求めたいことあるし、不満がゼロなんて言わない。
けれど、私の中で一番大事なのは、やってるかやってないかだから。

やれる限りやったもんなぁ。


3月9日のMステ。
帰宅して再生して。階段から降りてくる姿を見た瞬間、こりゃあかんわとわかって。
ツアーで見た時も、少クラで披露した時も、感動で反射的に涙溢れたのに、なんかもうこっちまで緊張してしまって、泣いてる場合じゃなくて。歌が終わった後も、なんかあんまり実感沸かなくて、涙も出なければ笑うこともできなくて。他のアーティストさんのトークやパフォーマンス中の姿を見ている内に、やっと実感が沸いて、どんどん悲しくなってしまって、彼と同じように俯いてしまった。ら、涙おちた。

いつかこんな日が来るかもしれないとは思ってた。けれど、こんなにやられてしまうなんてなぁ。


重いのかな。早いのかな。どっちもなのかな。でも、だとしても………って、思う中で、自分が2014年に書いたブログを思い出して。

http://soxxx.hatenablog.com/entry/2014/12/11/

小瀧が言ってるのはまさにこれだなぁと思った。この頃の私は今以上に小瀧に不満があったけれど、でも、小瀧の「大胆不敵」なところ、そして「メンバーを好きだって気持ち」そういうの全部が、彼の魅力で、だから、それがぶれなければ、きっと辛いことや大変なことがあっても越えていけると思っていた。
なんか根拠の無い自信が今よりあったの。今の方が色んなこと経験してるはずなのにね。

迷わないで。悩まないで。なんて思わない。だって、そういうことでまた成長するんだろうし、彼本人も「かっこよさって経験やと思うんですよね。辛い経験を乗り越えた貫禄は、まだまだ全然僕とはかけ離れてると思うので、どんどん修羅場を経験していかないと、と思います」って言っていた。

けれど、何か具体的な一つのことに悩んで苦しんで乗り越えることとは別のところ、先が見えない・終わりが見えないことに迷っていることは、だめなことじゃないけれど、いつまでもそうはしていられなくて。だから焦る。ちょっとイライラする。それが顔に出る。

取り戻し方がわからないなら、他の子方法を見つけるしかないよ。

猫背の背中に全てを委ねたいと思っていた。思ってるよ、今も私は。

私は小瀧にこうなってほしいって願いはあるけれど、小瀧がどうするかはまた別だし。別だとしても構わないと思ってる。「ちゃんと選んで」くれるなら。

やれるだけのことはやってる。やれる限りのことはやってる。
気持ちと結果がついてこない。


もう上映終了している映画館もある今になって言うなよって感じだけど、今だから言える。
ジャニーズWESTのファンの方、一人でも多くの方に、プリンシパルを観てほしいです。

私は全然他担が小瀧のこと叩いてくれていいしdisってくれてもいいと思ってて。だってそれは評価の一つだし。でもできるならば、せめて映画を観てからそういう発言をしてもらえたら嬉しいなぁ、って。ぬるいこと言うなよって話でごめんだけど。
上手いとか下手とか私は言えないし、言えよと言われればあんま上手くないってぶっちゃけ思うけど、作品を大事にしている、役を大事にしている、それが伝わってくる演技だったなぁって思う。
そういうところ、本人は自画自賛しないので、おまえもっとさぁ前みたいに自分を誉めてやれよって思うんだけどさ。

君の魅力は君が気づいてくれていなきゃ。

甘えん坊とか言うててさ、大事なところでさ、自分一人でなんとかしようってするところ。そこが好きだけど、そこが結果的にグループにも本人にもマイナスに働いてしまうのならば、辛いよ。そう選ぶなら、それなりの気持ち強く持たなきゃだよ。って、そんなん言われんでもわかってるか。だから、辛いのかな。


私は私のやれるだけのことを。
この週末も映画館で会える喜びをただ噛みしめる。