ラング・ド・シャ

口が悪い。ツイッターはummernow

あの頃の小瀧くんにたぶんもう会えない

私が悪いんだと思う。

あの頃ってほど昔でもないあの頃の小瀧くんが愛しくてたまらないんだ。
学校や近所にいる同い年の子たちと比べて早く大人になるしかなかった小瀧くんだから、仕事に対する姿勢とかメンバーやスタッフに対する接し方は基本的に大人で、あまり怒るとか恨むとかそういう黒というか負の感情が無いわけではないんだろうけどあってもそれをあまり何かにぶつけないところが、彼のいいところで、私はそれを信用していたけれど、それを台無しにするんじゃないかと思うような態度とか言葉とか表情をしていたあの頃のことを思い出すと、どうしても、私今よりあの頃の方が楽しくオタクしてたなって思う。その時はべつに楽しいなんて思ってなくてただイライラしていたんだからオタクなんて無いものねだりの生き物だ。

何があったのかわかる時も、わからない時も、どちらの瞬間もあったけど、その不安定さに、なんで小瀧くんもっとちゃんとせえへんのやろとかおまえほんといいかげんにせえよとか思いながら、でも、根本的なところが彼は穏やかで大人だから、迷っても必ず戻ってくると思ってた。自分の評価を下げるような言動をしたことも何度かあったけど、それでメンバーに迷惑かけるなんてことは裏ではあったかもやけど私が見える範囲ではそんなになかったし。

あの、反抗期とはちょっと違う、年相応という言葉にした方がまとまるのかもしれない、あの、危うげな感じの小瀧くんを好きでいることが楽しかった。
小瀧調子乗ってるとかうざいとか髪の毛汚いとか肌荒れてるとか他担に言われる彼を、せやなわかるで私も思うでと、言われても仕方ないとたしかに認め、小瀧くん損してるなあと思い、時には他担よりも激しく小瀧くんを責めて、けど、小瀧くんのことだからきっと大丈夫だ、ちゃんと返してくれると信じていた。

否定されることが多い彼を信じて好きでいた私。その行為が好きなだけだったのかもなあなんて。そう思うくらい最近ずっとおもしろくない。今年入ってからあんまり楽しくない。
去年の終わり、座長としての小瀧くんを見つめ、愛しいと思った、頼もしいと思ったけれど、それよりも予感してしまっていた。私が好きな、私が好きでどうしようもない小瀧くんが終わっていくことを感じていた。

波のある小瀧くんが恋しいなんて言ったら頑張ってる小瀧くんに失礼だ。わかってる。
私には他に好きな人もいるし、好きなこともいくつかある。その中で、一番の信頼を寄せているんじゃないかっていう男の子は小瀧くん、きみ。それはすごいことで、けど、信頼を寄せすぎていて、心奪われる感覚とか、目が離せない感覚が、懐かしくて仕方ないんだよ。
わがままなんだなー、私。でも、なんか必死にさせてくれないと、考えたくないこと考えるし。なんかこんなんでほんとに私小瀧担なのかな?って思うよ。そもそも小瀧担っぽくないのにさぁ。
今の小瀧くんが過去の小瀧くんを私の中で越えてくれないだけのことなら、まだいいんだけど、なんか、他の人と比べちゃって、だめだ。そもそも小瀧担になったのも他がめちゃくちゃじゃなきゃならなかっただろうし。金内が辞めることを知ってなかったらとか、千賀がくっっっそだるい感じになってなかったらとか、もしもの未来妄想したら、私やっぱり望うちわ持とうなんて思わなかったんじゃないかなってって思うんだよ。
小瀧くんなんも悪くないけど、べつに変わらず好きなのは好きなんだけど、でも、不満が無いことが不満だから、なんか私が勝手に一人で困ってしまうよ。

なんか長々書いたけどべつに病んでないよ。病んでるとしたら会えないことには病んでるかもしれないけど。こんなんだからこそ顔見たいよ、姿見たいよ。そんな風に思うから降りたいとかそんなんじゃ全然無いよ。
これからの小瀧くんのことを私どれだけ好きになれるかなぁ。それを知りたい。

よっぽどのことがない限り、あの頃の小瀧くんみたいな小瀧くんにはもう会えないんだろうなって思ってて。
私が小瀧くんを好きでい続けるには、小瀧くんとさよならはできないんだから、ちゃんと「あの頃」とお別れしなくちゃだよね。